働く人のメンタルヘルスの教科書
本書は、「筋トレが最強のソリューションである」を始めとして、筋トレによるビジネスマンのメンタルヘルス維持に関する著書多数お持ちで、自身も会社経営者として活躍されているTestosterone先生の最新著書です。
先生と精神科医との(時々笑いを誘う内容をちりばめた)会話を通じて、睡眠、栄養、そして運動によるビジネスマンのメンタルヘルス維持について書かれた本です。
ストレス社会と言われ、また昨今ではコロナの影響で先の見えない不安にとらわれることも多い現代人には必読というべき本になっていると思います。
詳細は書籍を購入してご覧いただければと思いますが、私が印象に残った内容の一部をご紹介すると、、
食事管理について
- たんぱく質、脂質、炭水化物のバランスをコントロールする
現代の日本人の食事にはたんぱく質が不足することが多いので、意識的にたんぱく質を摂るようにするべき。(運動などで筋肉を増やしたい人は体重のグラム数の2倍のたんぱく質、例えば体重70キロの人であれば、一日に140グラムを目安にたんぱく質を撮る。そうでなくても、8倍以上は撮りたい)
※私の経験上、肉(鶏肉、豚肉、牛肉)は、重量の5分の1程度がたんぱく質になっている。(100gの肉には大体20gのたんぱく質が含まれている。) - 野菜や果物を積極的に摂る
- 緑茶を週4杯以上摂る。
睡眠について
- 最低でも一日に7時間は睡眠をとる
- アルコールはほどほどにする(少量のアルコールは寝付きを良くするが、高用量のアルコールを飲むと睡眠の持続性が下がる。)
- カフェインを摂る場合は半減期に注意
運動について
- 好きなスポーツを週6時間以内で楽しむ(週6時間を超えるとメンタルヘススが悪化するとのこと、また、身体のために好きでもないスポーツをするとそのストレスがかかる。)
※格闘技の練習は大体一回が2時間のセットになっているので、練習は週3日までですね・・・ - 筋トレ+有酸素運動の方が、筋トレ単体よりも効果量が多い可能性。
- 筋トレは、MAXの7割~8割の力で8回3セットにする。
という内容です。
恐らく食事、睡眠、運動の各々について深く掘り下げて専門的な知識を得たいという方にはやや物足りない内容になっているかと思いますが、普段の生活で意識すべき点全般について知りたいという方にとっては非常に優れた内容になっていると思います。
私の取り組み
私の健康に関する取り組みでいうと
- 筋肉量は積極的に増やすという感じではなく、減らさない程度ということで、体重とほぼ同じグラム数摂ることを意識しています。(朝ごはんと一緒に、ザバスのプロテインを摂ってます)
- 睡眠は平日で7時間、格闘技のトレーニングをした日は筋肉の疲れなどもあるのでもっと長く、場合によっては10時間近くになることもあります。
- 飲み会以外でアルコールは摂らない。(特に運動後にアルコールを摂ると肝臓の代謝が阻害されて損傷した筋肉の回復が遅くなると聞いてから運動後は特に気を付けてます。)
という感じですが、あまりにもストイックにやりすぎてストレスを感じてしまっては元も子もないと思うので、必要最小限の取り組みを今後も継続していきたいと思っています。
全ては健康で元気に長く遊び、働くことができるため!
皆様も、あまり負担にならない範囲内で、この本に記載されている健康法のいくつかを普段の生活に取り入れてみられてはいかがでしょうか?
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